数学体験館に行ってきました!
数学体験館に行ってきました! 数学体験館は飯田橋駅西口から歩いてすぐ、東京理科大学の近代科学資料館地下一階にあります。近代科学資料館はかっこいい建物でした。近くに守衛さんがいらっしゃったので、お願いして数学体験館の入口で写真を撮っていただきました。
まず入口で名前を記入して、入館証をもらいます。館内には大学生くらいのスタッフの方がたくさんいました。私たちが行ったときは中学生の集団も来ていて、グループで行くとスタッフのお兄さんが展示の説明をしつつ案内してくれるようでした。一緒に聞いていきませんかと言っていただいたので、すこし中学生に交じって説明を聞いてきました。多角形を切ってほかの多角形に変形する話、平面のタイル張りの話などでした。途中で「この絵はなんでしょう?」と質問を振られて焦りました(>_<)(有名な絵画だったと思います)
そのあとは気になる展示から順に見ていきました。特に順路などはなく、どこから見ても楽しめる展示だったと思います。たくさんの展示があったのでその中からおすすめのものを紹介させていただきます。
- すいか
一つ目は球の体積・表面積についての展示です。球を錘の形に分ける木製の模型があったのですが、すいか柄でした。錘形に切り分けられたすいかがとってもおいしそうでした。隣には球の表面に色水を流して、その量を計ることで球の表面積を考える実験装置がありました。 - ルーローの多角形
二つ目はルーローの三角形(多角形)についての展示です。マンホールの蓋がどうして丸いのかというお話と、ルーローの多角形を利用した、正多角形の形に穴をあけるドリルがありました。スタッフのお兄さんに説明をしていただいて、ドリルも実際に使わせてもらいました。 - 必勝法
必勝法のあるゲームの展示がありました。実際に試しながら考えられるようになっていました。二人で対戦する形式だったので、友達と遊んでみるのも良いかもしれません。 - 三平方の定理
三平方の定理の説明などがありました。一番面白かったのは、直角三角形の辺の比を相似比とする木の板でできた象です。この木の板の重さをはかりで比べると、(一番大きい象の重さ)=(中くらいの象の重さ)+(小さい象の重さ)に確かになっていました。 - sine curve
最後は正弦曲線を描く道具です。木の車のようなものを転がして描くのと、定規の上で円を転がして描くものがありました。車型のものはある程度手の大きい人向きらしく、私たちでは上手く描けませんでした(´・ω・`) 定規型のものはとてもきれいに描けました。私も欲しいくらいです。
一通り展示を見終わったら2時間くらい経っていました。小学生くらいの女の子も来ていましたし、数学の知識がなくても誰でも楽しめる内容だと思います。スタッフのお兄さんたちもいろいろと教えてくれます。入館料無料なので興味のある方はぜひ行ってみてください!
※2016年3月掲載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。